今日は終戦記念日。
インターネットで「小泉首相の靖国参拝にマレーシアでも反発が起きている」という記事を読んだので昨夜は地元のテレビニュースをチェックしていたのだが、僕が見た範囲ではそれらしきニュースはなく、むしろ日本の株価が急騰したという経済ニュースが大きく伝えられていた。
ホステルに置いてある新聞のうち英語の経済紙には関連記事なし。
最新版がなかったのだが、12日付けの中国語紙「南洋商報」では「小泉首相は靖国に参拝しないだろう(というような意味だと思う)」という記事が大見出しになっている。
また、今日たまたま通りかかった中華大会堂には「歴史を改竄する日本の教科書に反対」という横断幕が。
当然かもしれないが、この問題に関してはマレーシアの中でも中華系の人たちの関心が高いようだ。
幸か不幸かマレーシアの人とこの話題で話す機会はなかったので、本当のところは分からないけれど。
特に意識したわけではないのだが、今日はまず中華街を歩いてみることにした。
毎度おなじみ赤と黄色の中華カラー。
どこの国でもチャイナタウンは活気にあふれている。
街行く若者たちはかなりファッショナブルで、ここは渋谷かと見間違うばかりだ。
いつも通りTシャツに短パンの僕とはずいぶん違う(笑)。
そんなチャイナタウンで、なんと懐かしのCoffee Beanを発見!
今回の旅でスターバックスはレバノンでもタイでも見かけたが、Coffee Beanをアメリカ以外で見たのはこれが初めてだ。
あぁ、サンセット通りのCoffee Beanでハリウッドの業界人ウォッチングをしていたのが懐かしい。
オーダーするときに名前を聞かれるところまでL.A.と同じ。
久しぶりのアイスモカはやはり甘くておいしかった。
チャイナタウンからひたすら東へ歩いて、ブキッ・ビンタン通りへ。
ここはマレーシアの流行をリードする街だそうで、オープンカフェやショッピングセンターが並んでいる。
ここで僕がチェックしたかったのは日本のエンタテイメントがどのくらいウケているのかということ。
CDショップに片っ端から飛び込んでタイトルをチェックする。
ここで目立つのは日本のテレビドラマのVCD(ビデオCD)。
比較的新しいドラマのVCDが1枚30リンギット(=約990円)で売られていて、キムタクと松たか子の「HERO」もあれば織田裕二の「ロケットボーイ」もある。
著作権を示すステッカーが貼られているところをみると、おそらく正規版だろう。
CSUNのLanguage Exchangeで一緒だったEricが広東語字幕付き「ラブ・ジェネレーション」のVCDで日本語の勉強をしていたのを思い出す。
音楽CDで目立つのはこうしたテレビドラマの主題歌を集めたコンピレーションアルバム。
その他にもヒット曲をランダムに収録したベストヒットものが平積みになっている。
店内のスピーカーからThe・虎舞竜の「ロード」が流れてきたのにはびっくりだ。
ショッピングモールをウロウロしていたら、こんなブティックを発見!
おそらく同名のドラマタイトルから取った店名だろう。
日本人をターゲットにしているとはとても思えないところから考えるに、日本語のしかも平仮名表記(漢字表記の店は中華系を中心にいくらでもある)はオシャレという感覚なのかもしれない。
僕らが英語のTシャツを着たり、欧米人が漢字の入れ墨を入れるように。
さらに歩いてKLシティ・センターと呼ばれるエリアへ。
このあたりは高層ビルが並ぶ近代的な街並みで、工事中の高架鉄道がクアラルンプールの経済発展を感じさせる。
スーツを着たビジネスマンが闊歩する姿は東京と変わらない。
変わらないということは刺激に欠けるということなんだよなぁ、なんて思うのは旅行者のわがままだということも分かってはいるのだけれど。
<今日の支出>(1RM<リンギット>=約33円)
切手3枚 1.50RM
Coffee Beanのアイスモカ 8.40RM
アイスティー 6.80RM
電車代 1.30RM
夕食(タンドリーチキン&チャーハン) 6.80RM
コーラ&スナック 2.60RM
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