昨夜はいろいろ設定を変えて試行錯誤していたら偶然インターネットへの接続に成功。
たまっていたメールに返事を書いていたら朝の4時までかかってしまった。
同じ設定のまま今朝つなごうとしたらダメだったので、やはり偶然としかいいようがない(笑)。
この先、インターネット環境はますます厳しくなるんだろうなぁ。
で、今朝は午前9時起床。
屋上のテラスで朝食をとりながらホテルのお兄さんと雑談する。
隣の席にはエジプト人とカナダ人のおばさま方。
「これからシリアに行こうと思ってるんです」と話すと、「あそこは最高よ!」とニコニコして言う。
漠然と危険なイメージを持っていた僕はなんだか拍子抜けだ。
Arasta Hotelをチェックアウトして、予約しておいたKonya Pansiyonにチェックイン。
シリアのビザが発給されるまでイスタンブールに最低あと3泊はしなければならないので、それまでここにお世話になる予定だ。
宿代が安いのはもちろんだが、情報ノートや日本語インターネット環境、さらには日本語の本があるのも魅力。
中東に向かう前に一息いれようという感じだ。
で、今日はホテル周辺のスルタンアフメット地区を歩くことにする。
まずは旧市街の見どころナンバー1、ブルーモスクことスルタンアフメット・ジャミィ。
ブルーモスクと呼ばれるイスラム寺院だ。
中庭を通ってドームの中へ。
細かい装飾が施された内壁は見事としかいいようがない。
続いて、スルタンアフメット1世の墓所。
そして、公園をはさんで向かい側にあるアヤソフィア博物館へ。
かつてギリシア正教の総本山として崇められ、のちにイスラムのジャミィに変えられたビザンツ建築の最高傑作なのだそうだ。
キリスト教、イスラム教を問わず、宗教建築にはなにか「聖」を演出するための共通点があるような気がする。
それがなんなのかはうまく説明できないのだけれど。
次に、地下宮殿。
まるで冒険活劇映画やロールプレイングゲームに出てきそうな宮殿だが、ここに人が住んでいたわけではなく、なんと4〜6世紀以降トプカプ宮殿をはじめとした周辺地域に水を供給するための貯水池だったのだという。
たかが水がめにこんな装飾をするのがすごい。
そして、やがてフランス人考古学者が発見するまで誰もその存在を知らず、上に建てた家の床に穴を開けて魚釣りをしていたというのがもっとすごい。
そして今、色とりどりのライティングと音楽で演出し、地下内部にカフェまで作ってしまっているのはちょっとやりすぎ(笑)。
水回りつながりというわけではないけれど、トルコといえば「ハマム」と呼ばれる風呂。
ハンガリー・ブダペストでノーパンになった事件の雪辱をはらすべく、チェンベルリタシュというハマムに向かった。
受付で料金を払って2階にある更衣室へ。
タオルを腰に巻き広い浴室に入ると、下から温められている大きな大理石の台があり、まずその上に寝転がって身体を温める。
さすがに浴室までカメラは持ち込めないので、パンフレットの写真をどうぞ。
20分ほど汗をかいていると、おじさんがやって来てアカすりスタート。
さらに石けんの泡を使ってリンパ腺刺激系のマッサージ。
僕はいいおじさんに当たったらしく、これがかなり気持ちいい。
最後は石けんで頭を洗って終了。
全部で1時間弱。
肩こりと腰痛でマッサージにはけっこううるさい僕だが、これは十分合格点。
ブダペストの雪辱は十分はらせて満足だ。
ポカポカになった身体を鎮めるため、露店でソフトクリームを買うほどゴキゲンな1日だった。
<今日の支出>(100万TL<トルコリラ>=約105円)
ホテル代(2泊) US$50
電話代 US$37(ううっ、高い…)
アヤソフィア博物館入場料 300万TL(学割)
地下宮殿入場料 300万TL(学割)
ハマム入場料 1500万TL(学割)(風呂で学割がきくなんて…)
ソフトクリーム 2万5000TL
夕食(ビッグマックセット) 260万TL
インターネット(1時間) 150万TL
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