「Los Angeles留学日記」

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6月15日(金)Istanbul(トルコ)
午前8時起床。
ホテルの朝食は屋上のテラスでとるのだが、その景色がいい。

一方にはスルタンアフメット・ジャミィ、もう一方にはマルマラ海。
メニューはたいしたことないのだけれど、この景色だけで許せてしまう。

で、市バスに乗って新市街の日本総領事館へ。

今日は間違いなく受け付けてもらえたが、レターの受け取りは週明けの月曜日になる。

せっかく新市街まで来たのでタクスィム広場から街を散策。

イスタンブールの街はよく言われる「アジアとヨーロッパが出会うところ」という形容そのままの印象を受ける。
特に繁華街の人の密度や雑然とした裏道のアジア感はこれまでに通ってきたヨーロッパの街にはなかったものだ。
同時に、ときどき見かける女性の服装やモスクから流れてくる音楽はまぎれもなくイスラムのもの。
中東イスラム圏の入口でもあるのだろう。

そんな新市街のランドマークがガラタ塔。

エレベーターで上がった展望台からは金角湾とガラタ橋、そして遠くにはスルタンアフメット・ジャミィやトプカプ宮殿も見える。

1人旅じゃなくて女の子と一緒だったら絶対に夜景を見に来るところだ(笑)。

歩いてガラタ橋を渡り、

旧市街のトプカプ宮殿へ。

ここは1453年にマホメッド2世がイスタンブールを陥落させて以来の権力者・スルタンが住んでいた居城だ。

まずはスルタンの母と4人の妻が住んでいたハレムへ。


贅を尽くした装飾の数々。
キリスト教の宗教建築とは明らかに違うイスラム様式が新鮮だ。

同時に、豪華なベッドや風呂場を見れば見るほど妙な想像力が働き出す。
1人の男をめぐって熾烈な争いを繰り広げたに違いない4人の女たちのドラマに思いを馳せたのだった。

ハレムを出て宮殿内を一回り。

いやぁ、権力が集中するってことはこういう物を作れるっていうことなんだなぁ、と思わされる豪華さだった。

続いて「中東最大の屋根付き市場」といわれるグランドバザールへ。

トルコじゅうたん、貴金属から革製品、土産物まで実に4000軒以上の小さな店が軒を連ねている。
なにを買うわけでもなくブラブラしているうちに、なんだか上野のアメ横を思い出してしまった。
ダミ声の客引きまで似てるんだよなぁ。

夕食はスルタンアフメットのトルコ料理店。
チャイに、

ケバブに、

デザートのライスプリン。

これだけ食べて400円ちょっと。
いやぁ、幸せな気分ですなぁ(笑)。

<今日の支出>(100万TL<トルコリラ>=約105円)
市バスチケット4枚 280万TL
ガラタ塔入場料 400万TL
アイスティー 200万TL
トプカプ宮殿入場料 300万TL
ハレム入場料 150万TL
絵はがき5枚 37万TL
切手10枚 650万TL(郵便局で買えば450万TLだったのに、露店のおじさんに手数料とられた)
ミネラルウォーター 50万TL
夕食(ケバブ&デザート) 400万TL

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