午前9時起床。
ホテルをチェックアウトし、バスに乗って空港へ。
到着したときは岩野さんのお迎えですぐバスに乗ってしまったので気づかなかったが、台北中正国際空港には日本人観光客の姿もたくさん見られ、案内表示には日本語が併記されている。
やはり台湾は日本にとって近くて近い隣国なのだ。
タイ国際航空634便は定刻より10分遅れの午後1時に台北を飛び立ち、午後4時30分にソウル仁川(インチョン)空港に到着した。
時差はプラス1時間。
ついに日本時間と同じタイムゾーンまでやって来たのだ。
仁川空港はまだ開港したての新しい空港。
以前、誰かから「ソウルは空港を降りたとたんにキムチの匂いがするんだ」なんていう話を聞いて楽しみにしていたのに、実際にはそんなことはなかった(笑)。
両替を済ませ、ユナイテッド航空のカウンターでソウル〜成田の予約を再確認。
これで11日には日本に帰国することが確定した。
出発前には15枚あった世界一周チケットの束も残すところあと3枚(成田〜ホノルルとホノルル〜L.A.も残っている)。
長かった旅もついに終わりが近づいているのを実感する瞬間だ。
例によって昨夜ギリギリになって目を通したガイドブックで、ソウルでは明洞(ミョンドン)という繁華街に滞在しようと考えていた。
到着時間が遅くなったので、空港のツーリストインフォメーションで相談してみることにした。
カウンターには若い女の子が2人。
僕が「インターネットを使いたいので電話のあるホテルを明洞エリアで探している」というと、2人は一瞬顔を見合わせて「電話回線でインターネットに接続するんですか?」とクスクス笑う。
韓国で光ファイバーやブロードバンドが普及しているのは知っていたが、ダイアルアップ接続が笑われるほどだとは思わなかった。
とはいえ、僕の予算では部屋からブロードバンド接続ができる高級ホテルは無理。
明洞のホテルを安い順に当たってもらったが意外に満室のところが多く、なんとか見つかったのは1泊67000ウォン(=約6700円)の中級ホテルのダブルルームだった。
「明洞にはブロードバンドのインターネットカフェがたくさんありますから、そこへ行くといいですよ」
「『PC房』っていうやつだよね?」
「知ってたんですか?」
レストランやホテルは知らなくても、そちら方面は予習済みなのさ。
というか、韓国のブロードバンド事情をチェックするのもソウル滞在の目的なのだ。
というわけで、空港バスに乗って明洞へ。
繁華街にほど近いMetro Hotelにチェックインした。
荷物を置いて明洞の街をブラブラ歩く。
週末ということもあるのか、人出がすごい。
それなのに今ひとつ刺激に欠けるのはこの街が東京にそっくりだからだろうか。
安そうな食堂に入ってビビンパの夕食。
韓国に到着したのを実感したのはこの瞬間だった(笑)。
<今日の支出>(1元<台湾元>=約3.5円)(1W<ウォン>=約0.1円)
電話代 250元
空港バス代 110元
空港バス代 5500W
ホテル代(4泊分・税込み) 293040W
夕食(ビビンパ) 4500W
パン、スポーツドリンク 7500W
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