午前8時半起床。
ホテルの朝食をとってさっそく街を歩き出す。
市内の中心街には屋台や露店が並び、トラックバスにはお客さんがギューギュー詰めになっている。
ミャンマー市内でよく見かけるのが、かつて日本で使われていた輸出中古車。
中南米の国々でもときどき見かけたが、その台数はミャンマーの方が圧倒的に多い。
中には沖縄市バスの行き先をそのままに走っているバスや、
成田山の交通安全のお守りをそのままつけて走っている車。
「国際タクシー」は文字通り国際的にタクシーとして活躍している。
日本でお役ご免になった車たちがこうして現役を続けているのは嬉しいことだが、かつて車検のたびに買い換えを考えていた我が身を振り返ると複雑な気持ちだ。
アメリカでもボロボロの車が走っていることを考えれば、これは国の経済レベルの問題ではなく、車検や減価償却といった制度の問題なんじゃないかと思う。
で、やって来たのはヤンゴンのハイライト、シュエダゴォン・パゴダ。
南の入口から入り、みやげもの屋が並ぶ参道を上がっていく。
参道を上がりきったところにそれはあった。
高さ99.4メートルもある黄金の仏舎利塔を中心にたくさんの祈祷所や仏像が円を描いて並んでいる。
昨日の2つのパゴタにあった花やしき的チープさはあまり感じられない。
さすがここだけ入場料を取るだけのことはある。
外国人観光客は数えるほどしかおらず、参拝者の99%は熱心にお祈りをしている。
僕が仏舎利塔をしげしげと見ていると年輩の男性が英語で話しかけてきた。
「自分の誕生日の曜日によって祈る仏様が違うんだよ。こうやって聖水で清めると健康で幸せになれるんだ」
おじさんに勧められたが、自分の誕生日の曜日も知らない僕がいいかげんにやったらバチが当たりそうで遠慮しておいた。
パゴタを出て再び街歩き。
繁華街のど真ん中でこんな店を発見。
その名も「Mac Burger」。
おなじみの「M」マークまでパクッた偽マクドナルドだ。
ここまで世界各国のビックマックを食べてきた僕だが、タイ以降のベトナムとラオス、カンボジアではマクドナルド自体を発見することができなかった。
こりゃ、入ってみるしかないでしょ(笑)。
店内はごく普通のファーストフード店だが2階はカラオケボックスになっていて若者がデートに使う雰囲気だ。
さすがにメニューに「ビッグマック」はなく、ハム&チーズバーガーとフレンチフライにコーラをオーダーした。
本家に比べるとボリュームが少ないがその分値段も3分の1。
夕食には物足りず、帰り道に中華まんじゅうを買って帰ったのだった。
<今日の支出>(1K<チャット>=約0.25円)
切手3枚 90K
シュエダゴォン・パゴダ入場料 US$5
ドーナッツ&いちごミルク 300K
夕食(マックバーガー&ポテト&コーラ) 500K
中華まんじゅう(6個) 330K
これ、日記才人(にっきさいと)の登録ボタンです。いつもその1票に励まされてます。 |