「Los Angeles留学日記」

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7月30日(月)Vientiane(ラオス)
午前10時起床。
ラオスののんびりムードに合わせたわけではないのだが、つい寝坊してしまった。
まぁ、寝坊したからといって困ることもないのだけれど。

インターネットカフェで選挙結果をチェックして街歩きに出る。
まずはタラート・サオ(朝市)へ。

「朝」市といっても開いているのは朝だけではなく、1日中にぎわっている。

市場の中には公営デパートも入っており、ルイ・ヴィトンのバッグや高級時計がショーケースに並べられていた。
日本アニメのVCD(ビデオCD)はここでも人気らしいがバンコクとは少し品揃えが違っていて、懐かしの「ど根性ガエル」や「ドラえもん」が目についた。

市場からラーン・サーン通りに出ると先方にヴィエンチャンの凱旋門・アーヌサーワリーが見えてくる。

汗をグッショリかきながら歩いて、到着。

1000キップ払って展望台に登ってみた。

周囲に高層建築がほとんどないので360度地平線が望める大パノラマだ。
ラオスは緑の濃い国だということがよく分かる。
塔の上を吹き抜けていく風が気持ちいい。

塔を降りて、引き続き街歩き。
政府観光局のツーリストインフォメーションを見つけたので入っていったら、おじさんが「市内地図は切らしちゃってるんだよね」と苦笑い。
地図を置いていないツーリストインフォメーションなんて聞いたことがないぞ。
ホント、のんびりしている国だ(笑)。

あてもなくブラブラ歩いていたら渋いお寺を見つけたので入ってみた。

入ってからガイドブックを広げて、これがワット・シーサケットという名前だということが分かった。
そこそこ有名なお寺らしいが、観光客は僕の他に3人しかいない。
パームツリーと仏教建築という組み合わせがなんだか新鮮に感じた。

ヴィエンチャンの中心部は狭く、1日で隅々まで歩き尽くしてしまえそうなほどだ。


しかし、歩けば歩くほど懐かしい景色に出会える。
バンコクが“昭和の東京”だとすればヴィエンチャンは“昭和の田舎町”といった感じだろうか。
1日歩き回って客引きに1度も声をかけられなかったなんて何日ぶりだろう。

夕方、日没の時間を見計らってまたもやメコン川の川岸レストランへ。
今日の夕食はフライドヌードルとココナッツジュース。

ところがこれがただのインスタントラーメンで大ハズレ。
思わず追加でチャーハンをオーダーしてしまった。

夕日に照らされて少しずつ色を変えていくメコン川は本当にきれいだ。

他になにも見どころがなくても、このメコン川を見られただけでこの街に来た価値はあると心から思う。

<今日の支出>(100Kip<キップ>=約1.4円)
インターネットカフェ(2時間) 12000Kip
アーヌサーワリー入場料 1000Kip
昼食(サンドウィッチ&コーラ) 10000Kip
ワット・シーサケット入場料 1000Kip
夕食(ラーメン&チャーハン&ココナッツジュース) 18000Kip
クッキー 5000Kip

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