昨夜は今後のルートをいろいろ考えていた。
明日出発し、ホーチミン(ベトナム)、ヴィエンチャン(ラオス)を回って一旦バンコクに帰ってくるところまでは確定。
その後すぐカンボジアのアンコールワットへ国境越えのバスで往復するのもまあいいだろう。
問題はミャンマーとネパール。
悩んだ末、やはり「バンコク〜ヤンゴン」「バンコク〜カトマンズ」は別々に往復航空券を買うことにした。
さすが東南アジアのハブと言われるバンコクだ。
なんと合計あと4回戻ってくることになってしまった。
先日企画書の件で話したYプロデューサーには「8月いっぱいには日本に帰れると思います」なんて言っちゃったけど、それはちょっと無理かもしれない(笑)。
日程が決まったところでまたM.P.ツアーへおもむき、バスの予約と航空券の発券をお願いする。
で、今日も飽きずに街歩き。
今日の目標はチャイナタウンだ。
カオサン通りから民主記念塔を過ぎ、
トリムック宮殿と
ワット・テープティダラームを見ながらひたすら歩く。
Tシャツが汗でべっとりになった頃、チャイナタウンに到着。
狭い歩道に露店がぎっしり並び、熱気にあふれている。
さらに歩くと道の両側に漢字の看板が目立つようになってくる。
「金行」と呼ばれる貴金属店のほかにフカヒレや燕の巣を売りにした中華料理店、中華雑貨の店。
バンコクは全体的に中華圏の匂いのする街だが、やはりこの一角はその濃度が濃い。
大通りだけでなく、狭い路地にもたくさんの店が並んでいる。
世界各地のチャイナタウンを歩いてみて感心するのは、彼らはどこにいっても自分たちのスタイルを貫いていること。
同胞同士の絆も強いと聞く。
それでいて地元にしっかり根を下ろし、商売としても成功しているんだからたいしたものだ。
おかげで僕は世界中どこの街でもコメを食べるのに不自由しない(笑)。
チャイナタウンを抜けて再び歩き出す。
バンコクの街を歩いていてどこかホッとするのは、“懐かしい昭和の日本”を感じるからだ。
もちろんビジネス街には近代的な高層ビルが建ち並び、繁華街の若者たちは渋谷の高校生顔負けにおしゃれだったりする。
それでも僕は少年時代にタイムスリップしたような心地よい感覚に包まれるのだ。
それが旅人の単なるセンチメンタリズムだと分かっていても。
カオサン通りに戻ってM.P.ツアーで航空券と3ヶ国分のビザを受け取り、タイレストランでパドタイと春巻きの夕食。
さぁ、明日はいよいよ出発だ。
<今日の支出>(1B<バーツ>=約2.7円)
宿代 420B
インターネットカフェ(90分+60分) 150B
バス代(バンコク〜アンコールワット片道) 800B
航空券(バンコク〜ヤンゴン往復) 5750B
航空券(バンコク〜カトマンズ往復) 15300B
クレジットカード手数料 655B
屋台のジュース 10B
夕食(パドタイ&春巻き) 155B
空港バス 60B
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