午前10時起床。
バンコクに来てから生活がすっかり夜型になってしまった(笑)。
各国のビザが揃うまであと1日。
ガイドブックにも一通り目を通したことだし、そろそろルートを確定して必要なチケットを手配しようとビザもお願いしたM.P.ツアーへ。
まずタイのお隣カンボジアのアンコールワットへは国境越えのバスがあるので、それを利用して往復することにした。
ベトナムとラオスへは「バンコク〜ホーチミン〜ヴィエンチャン〜バンコク」という一筆書きの航空券が一番安いということで、それに決定。
ホーチミンとヴィエンチャンにそれぞれ2泊ずつする日程を組んでもらった。
問題はミャンマーとネパール。
「バンコク〜ヤンゴン〜カトマンズ〜バンコク」という周遊チケットが一番安いのだけれど、出発が日曜日に限られてしまう上、乗り継ぎの関係でヤンゴンに1週間も滞在しなければならないのだ。
いくら時間に余裕があるといっても、それはつらい。
「バンコク〜ヤンゴン」「バンコク〜カトマンズ」のそれぞれ往復料金も出してもらって検討することにした。
とりあえず今日のところは明後日出発の「バンコク〜ホーチミン〜ヴィエンチャン〜バンコク」チケットを購入。
明日の夕方、ビザと一緒に受け取ることになった。
次の予定が決まったところで荷物の整理、というわけで、カオサン通りの古本屋に使い終わったガイドブックを売ることにした。
ここでは最新版の「地球の歩き方」や「Lonely Planet」が200〜300Bで売られているのだが、買い取り価格は2冊で180B。
まあ、これまで捨てたり寄付してきたことを考えれば、少しでもお金になるのはありがたい。
で、今日は一昨日タガミさんにも案内してもらったショッピングセンター、マーブンクロンへ。
ここは外観こそ整然としているが、内部は小さなテナントが無数に集まっていて、どこかアジアの市場らしい混沌とした雰囲気がある。
ファッション関連の店が並んでいたかと思うと、突然屋台っぽい食べ物屋が出てきたりして、なかなか楽しいのだ。
中でも僕が圧倒されたのは4階にある携帯電話関連ショップの数。
アクセサリーのショップだけでおそらく100店以上はあるだろう。
今回の旅で世界における携帯電話の普及率を目の当たりにしてはきたけれど、ここまでアクセサリーが盛り上がっているのを見たのは初めてだ。
スターバックスで一休みした後、再び街歩き。
続いてやって来たのはパンティップ・プラザというショッピングセンター。
ここはビル丸ごと電脳街。
いわば、バンコクの秋葉原といったところだろうか。
パソコン本体やプリンタ、デジカメといったハードの値段は日本と同じかそれ以上。
だが、ソフトに関して正規の値段で売っているところはほとんど見当たらない。
OSや有名アプリケーション、ゲームソフト、さらには音楽CDや映画のビデオCD、アダルトものにいたるまでありとあらゆる海賊版が堂々と売られているのだ。
相場はCD-ROM1枚100〜200バーツ(約270〜540円)。
しかも「Adobe全ソフト詰め合わせ」とか「映像編集ソフトいろいろ詰め合わせ」といった感じで1枚のCD-ROMの中にいくつものソフトがまとめられているのだ。
こりゃ著作権もへったくれもあったもんじゃない。
ソフト屋さんが見たら卒倒間違いなしだ。
この状況をして「タイ人は著作権に対する意識が低い」と非難するのは簡単だが、僕は逆に「著作権」という概念の普遍性について考えてしまった。
コンテンツ屋の端くれとしては作ったものに対して正当な報酬をもらわなければ食っていけないのだけれど…。
「Mac用定番ソフト盛り合わせ」に手を出したい誘惑をかろうじて振り切って、日本の定食屋へ。
カレーライスとアイスコーヒーを頼んだら偶然にも同じ200バーツだった。
そして今日もまたタイ・マッサージ。
2時間たっぷりやってくれたお姉さんへのチップがまた同じ200バーツなんだよなぁ。
<今日の支出>(1B<バーツ>=約2.7円)
宿代 420B
インターネットカフェ(60分) 60B
航空券(バンコク〜ホーチミン) 4100B
航空券(ホーチミン〜ヴィエンチャン) 3150B
航空券(ヴィエンチャン〜バンコク) 3350B
クレジットカード手数料 318B
タクシー代 60B+60B
スタバのアイストールラテ 84B+84B(他の物価に比べると贅沢に感じる…)
夕食(カレーライス&アイスコーヒー) 200B
タイ古式マッサージ(2時間) 330+200B
スポーツドリンク&パン 28B
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