午前9時起床。
残り物のスナック菓子をつまんで街歩きに出かける。
もう列車が発着していない鉄道駅の前を通って
バスターミナルへ。
ターミナルといっても、バスやタクシー、それにセルビスが無秩序にたまっているだけ(に僕には見える)。
看板の表示はアラビア語で判読不能なので片っ端から人に聞きまくり、ようやくバス会社のカウンターらしき建物を発見。
明日のベイルート行きを予約する。
受け取ったチケットも当然アラビア文字。
これで本当にレバノンに行けるのか、僕には分からない(笑)。
で、再び街歩き。
城塞をくぐると、そこは旧市街。
スークと呼ばれる市場に入ってみる。
アクセサリーやじゅうたん、それに香辛料。
思わず久保田早紀の「異邦人」を口ずさんでしまう雰囲気だ。
それにしてもこんなににぎわっていると、僕の社会主義国に対するイメージがずいぶん変わる。
スークを抜けたところにあるのが世界最古のモスクにしてイスラム第4の聖地ウマイヤド・モスク。
神聖な雰囲気もあるのだが、中では巡礼者が昼寝していたりお弁当を広げていたりもする。
僕もしばし地べたに腰を下ろしてくつろがせてもらった。
モスクを出たところで「マクハ」と呼ばれる水パイプ喫茶店を発見。
水パイプはイスタンブールでも見かけていたのだが入るチャンスがなかったのだ。
これはやってみるしかないでしょ。
というわけで、さっそくチャレンジ。
タバコの葉の上に炭を乗せ、水をフィルター代わりにした煙をパイプで吸い込む。
普通のタバコに比べると少しマイルドというかまろやかでフルーツのような香りがする。
それにしてもこの写真、水パイプというよりカラオケを歌っているようにしか見えませんなぁ(笑)。
引き続き旧市街をブラブラ歩く。
そして“ダマスカスで最も洗練されている”という新市街のサーリヒーエ通り。
日中の日差しはかなり強く、手元の気温計は40度近くを指している。
この暑さはたまりませんなぁ。
<今日の支出>(1S£<シリアポンド>=約2.5円)
ベイルート行きバスチケット 200S£
切手3枚 33S£
ウマイヤド・モスク入場料 50S£
水パイプ&コーラ 125S£
昼食(ピザ&レモンジュース) 175S£
インターネットカフェ(1時間) 150S£
夕食(中華) 620S£(なんと1食でホテル3泊分!)
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