午前9時起床。
ホテルをチェックアウトして駅のカフェで朝食。
今回の列車もユーロスター。
ローマまでノンストップ1時間45分。
混雑しているのは前回と同じだが喫煙車もついていた。
というわけであっという間にローマに到着。
ローマ駅はこれまでのどの駅より広い。
駅というよりショッピングセンターに列車乗り場が付いているという感じだ。
ヴェネツィア、フィレンツェの教訓を生かして今回はそのままツーリストインフォメーションに並ぶ。
いつも行列に並んでいてうらやましいのは、ヨーロッパの若いバックパッカーが列に並びながらガイドブックのリスト片手に携帯電話でホテルを予約していること。
ヨーロッパ域内の携帯電話は同じ方式なので自国から持ってきた携帯電話がそのまま使えるのだ。
たった1回の電話のためにテレフォンカードを買うのももったいないし、公衆電話からかけるには列を離れなければならない僕は、結局おとなしく順番を待つしかないのだ。
で、紹介されたのは駅から徒歩1分のHotel Stromboli。
シャワー、トイレ共同で1泊8万リラ。
電話にモジュラージャックは付いていないしシャワーの出は悪いけれど、部屋のテレビはNHKの国際放送が映るという2つ星ホテルだ。
実は僕がローマに来たのはこれが2回目。
7〜8年前に塩野七生の「ローマ人の物語」を読んでどうしても本物が見たくなり、ローマとアテネ、それにミコノス島とロードス島を旅したことがある。
そんなわけでローマの主だった観光ポイントは経験済みなのだ。
だから今回はあまりガツガツしないでのんびりいこうと思う。
ローマの次はイタリア南部のブリンディシ港からフェリーでギリシアへ渡る予定。
フェリーを予約しておこうと市内にあるフェリー会社のオフィスを訪ねたのだが2社とも休みだった。
観光業界なんだから土日もやってて欲しいよなぁ。
その近くでなんだか見覚えのあるホテルを発見。
Le Grand Hotel。
おおっ、これは前回来たときに泊まった高級ホテルじゃないか。
あの頃は贅沢してたんだなぁ(笑)。
ホテルを思い出したところで土地勘が少しよみがえってきた。
共和国広場を起点に
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂。
さらに歩いて真実の口。
う〜ん、これじゃ絵にならないなぁ。
というわけでもう1枚。
正直者の僕は大丈夫でした(笑)。
ぐっると回ってコロッセオ。
中に入ろうと思ったらチケット売場に長蛇の列ができていたのであきらめて、お隣のフォロ・ロマーノへ。
日本がまだ弥生時代だったころにこんな「街」を作っていたのだからローマ人はたいしたもんだ。
さらに街を歩いていたら大島渚監督の「御法度」を上映している映画館を発見。
「御法度」は「タブー」って訳されてるのか。
納得。
駅の旅行会社で月曜日の列車を予約。
フェリーのチケットは港まで行けばきっとなんとかなるさ(笑)。
<今日の支出>(100L<リラ>=約6.5円)
ホテル代(残りの1泊分) 8万L
朝食(マフィン&コーヒー) 5900L
昼食(ハンバーガー&コーラ) 8900L
ホテル代(とりあえず1泊分) 8万L
絵はがき3枚 1500L
列車予約料 1万2000L
スポーツドリンク&チョコバー 9050L
ウフィツィ美術館入場料 1万5000L
インターネットカフェ(40分) 4000L
夕食(パスタ&ケーキ) 1万2900L
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