午前9時起床。
ホテルの窓から表を見ると今日もいい天気だ。
よし、張り切って行こう!
まずは、ホテル近くのインターネットカフェで昨日分の日記を更新。
露店の並ぶ小道を通り、
サン・ロレンツォ教会とメディチ家礼拝堂を横目で見て、
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会を眺めながら、
駅近くのファーストフードで朝食兼昼食。
その足で明日の列車を予約すべくフィレンツェ駅へ。
ところが、予約窓口は大行列。
たった3分で済む予約のためになんと40分も待たされたのだった。
気を取り直して街を歩いていたらこんなものを発見。
ツーリストポリスの出張案内所だ。
さすが大観光地・フィレンツェ。
その割に車の中のお巡りさんは暇そうにしていたけれど。
で、ウフィツィ美術館へ。
芸術音痴のくせにまた美術館なんぞに来てしまいました(笑)。
今回のお目当てはボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」。
教科書で見たくらいの知識しかないけれど、ま、話のタネに…ね。
チケット売場を探していたら、なんと、またもや大行列を発見!
日本人も行列好きだが、イタリア人も負けていないらしい。
しかも、電光掲示板には「建物に入るまで3時間、入ってから1時間待ち」とある。
なにぃ、全部で4時間待ちだと〜?
ディズニーランドの人気アトラクションだってそんなに待たないよ。
断念して立ち去ろうとした瞬間、行列が急に動き出した。
どうやら昼休みが終わって午後の部が始まったらしい。
これはラッキーかも。
慌てて行列の最後尾に並ぶ。
それでも待つこと90分。
なんとか「ヴィーナスの誕生」を見ることができた。
パリのルーブル美術館でも感じたことだが、西洋美術を見るに当たって僕の知識は少なすぎる。
少なくともキリスト教とギリシャ神話についてもう少し知っていれば感じ方も違うだろうに、と思う。
この2つがいわば「常識」として染みついている欧米人が絵画や彫刻から喚起されるであろう背景の「物語」を僕は作者と共有できないのだ。
ま、それに気づいただけでも収穫としますか。
続いてピッティ宮殿。
そしてサンタ・クローチェ教会。
この中にはミケランジェロやガリレオ、ダ・ビンチの墓がある。
これらそうそうたる名前を見ているとフィレンツェの偉大さを改めて感じる。
さらにミケランジェロの「ダビデ像」を見ようとアカデミア美術館へ。
すると、なんと今日3回目の大行列が。
さすがにこれ以上並ぶ気力と体力が僕にはもう残っていなかった(笑)。
<今日の支出>(100L<リラ>=約6.5円)
インターネットカフェ(30分) 4000L(学割)
朝食兼昼食(ピザ&コーラのセット) 9000L
列車予約料 2万2500L
マルボロ2箱 1万1600L
ウフィツィ美術館入場料 1万5000L
スポーツドリンク 5000L
切手6枚 9000L(ヴェネツィアの郵便局と値段が違うのはなぜ?)
インターネットカフェ(1時間) 5000L
ミネラルウォーター&スポーツドリンク 5000L
夕食(中華のツーリストメニューでチキン&ブロッコリー) 1万6500L
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