「Los Angeles留学日記」

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6月6日(水)Venezia(イタリア)
目が覚めたら時計は午前11時を指していた。
やばい、ホテルの朝食を逃してしまった。
しかも、今日はまた宿探しをしなければならないのに。
昨夜、インターネットにつなごうと試行錯誤していたら深夜4時になってしまったのを少し後悔する。

慌ててシャワーを浴びてホテルをチェックアウト。
水上バスに乗って駅のホテル予約窓口へ向かう。

予想通りまたもや長蛇の列。
1時間弱待たされてカウンターに向かうと、係のお兄さんは僕を覚えていてくれた。

「う〜ん、シングルはもうほとんど満室なんだよね…」といいながらコンピュータの端末を叩き、何本か電話をかけ、お兄さんは言った。
「昨日と同じ値段だけどいいかい?」
昨日と同じということは25万リラ。
もちろん予算オーバーだが、この状況では部屋が見つかっただけでもラッキーと言わざるを得ない。

というわけでかろうじて確保できた今日の宿はHotel De L'alboro。

受付のおじさんが親切で気持ちのいい対応をしてくれた。

さっきまで降っていた雷雨がやむのを見計らって街へ出る。

ヴェネツィアの街はまるで入り組んだ迷路のようだ。
なにしろ177の運河に118の島、その間を400の橋が渡されているのだ。
最初は地図を見ながら観光ポイントの教会や美術館を目指していたのだが、似たような通りや広場が次々に出てきてなかなか目的地にたどり着けない。

ええぃ、こうなったらやけくそだ!
僕は地図を見るのをあきらめてただ気の向くままに歩き続けることにした。

というわけで、気の向くままに撮った写真でヴェネツィアの雰囲気をお楽しみ下さい。



もちろん、現在のヴェネツィアを歩いているのはほとんどが観光客。
だが、建物や石畳の道、そして運河や橋は中世のままほとんど変わらない。
ここを共和国時代の貴族や市民が行き来したと想像すると急に重みが増してくる。

そんなヴェネツィアを上から見てみようとサン・マルコ広場にある鐘楼に登ってみることにした。

これは共和国時代に海を監視していた見張り台。
敵国の船が近づいたら文字通り警鐘を鳴らして市民に知らせた場所だ。



絶景。
よくもまぁ、こんな場所に街を築いたものだ。
しかも、この国はあらゆる国の商人が集まってきた地中海貿易の覇者だったのだ。

当時の世界を規定していた宗教にとらわれず異教徒ともビジネスをし、商売最優先で一等国になったヴェネツィア共和国。
「海の都の物語〜ヴェネツィア共和国の一千年」(塩野七生著・中公文庫)を読んで、なんとなく当時のヴェネツィアが今の日本に重なって見えてきた。

イタリアに来たことだしパスタでも食べようとレストランを何軒か覗いてみたが、定食ともいえるツーリストメニューはほとんどが3万リラ。
宿代で散財しているのでそこまで出す気分になれず、夕食は毎度おなじみのビッグマック(笑)。
パスタは明日以降におあずけということにしておこう。

<今日の支出>(100L<リラ>=約6.5円)
チップ 1500L
ホテル代 25万L
電話代 2000L
ヴァポレット(水上バス)1日券 1万8000L
ホテル予約手数料 1000L
切手3枚 3000L
昼食(ピザ&スポーツドリンク) 9000L
列車予約料 2万5000L
鐘楼入場料 1万L
有料トイレ 1000L
インターネットカフェ(25分) 7000L
夕食(ビッグマックセット) 1万0900L

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