「Los Angeles留学日記」

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4月22日(日)Paris(フランス)
一昨日は部屋からつながらなっかたインターネットが昨夜はなぜかつながって、思わずネットサーフィン。
さらに「世界一周絵はがき大作戦」のはがきを書いていたら深夜の3時になってしまった。
というわけで、目が覚めたら午前10時。
ホテルの朝食をとり損ねてしまった。

パリで過ごす日曜日はルーブル美術館に行こうと決めていた。
というのも、日曜日はたいていのお店が閉まっていて街歩きの刺激が半減するというのがイギリスの経験で分かっていたから。
そして、もう1つ。
なんと日曜日はルーブル美術館の入場料が46Fから30Fに安くなるのだ。
どうせ行くのなら今日を外す理由はない(笑)。

というわけで、地下鉄に乗ってルーブル美術館へ。

入り口近くのカフェで腹ごしらえをして、いざ出陣。
これだけ大きな建物を歩き回るには体力が必要だ。

入場券を買う窓口に「18才未満と失業者は無料」という掲示があった。
前途有望な若者は当然としても、失業者に芸術をタダで見せるなんざぁ、フランスらしい粋なはからいじゃないか。
やるな、ルーブル。

芸術に対して興味はあっても知識のない僕が漠然と見ていても得るものは少ないだろう、と30F出して借りたのがこれ。

CDオーディオガイド(しかも日本語版)。
展示場所に掲示されている番号と再生ボタンを押せば当該作品の解説が聞けるというものだ。
これが予想を遙かに超えて素晴らしかった。

作者はどんな時代にどんないきさつからそれを作ったのか、美術史における意味はなんなのか、注目すべきポイントはどこなのか、少ししつこいくらい丁寧な解説が収録されているのだ。
極端にいえば、僕は芸術に対する見方が変わってしまった。
やるな、ルーブル。

そんな解説をお供に見る作品の中には、

ミロのヴィーナスもあれば、

モナリザもある。

僕が知っているのはこのくらいだが(笑)、このほかにもどこかで見たことのある作品がいっぱい。

一通り見て回るのになんと6時間以上もかかってしまった。
後半なんて、パッと見て興味を引かれる作品がない部屋はほぼ素通りに近かったにもかかわらず、だ。
いったい、いくつの作品をコレクションしてやがるんだ、ルーブル!

美術館を出た頃にはもうヘトヘトでそれ以上歩き回る気にはとてもならない。
ホテル近くのテイクアウト中華で焼きそば、春巻、カニかま揚げを買って帰ったのだった。

<今日の支出>(1F=約17円)
ドーナッツ&エスプレッソ 30.00F
入場料 30.00F
オーディオガイド 30.00F
ミネラルウォーター 12.00F
ケーキ&アイスティー 30.00F
夕食(テイクアウト中華) 30.00F

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