昨夜はいろいろなことを考えてなかなか寝付けなかった。
盗まれたPowerBookはもう戻ってこないだろうし、そのハードディスクに入っていたたくさんのメールやここまでに撮った旅の写真もなくなってしまった。
目に見えるモノをなくしたというより、なんだか大事な記憶を失ってしまったような脱力感だ。
そして、すっかり油断していた自分への自己嫌悪。
なにもする気が起こらないままユースホステルをチェックアウトし、フラフラと街を徘徊する。
夕方、「トロントに来るんだったらウチに泊まっていきませんか?」というメールを下さった大沢広武さんとダウンタウンのスターバックスで待ち合わせ。
大沢さんはここトロントのYork Universityでビジネスを専攻している留学生。
「Los Angeles留学日記」は僕が渡米する前から読んでくださっていたのだという。
そんなありがたい申し出を僕が断るはずもなく(笑)、のこのことお邪魔することにしたのだ。
とても初対面とは思えないほど話は弾み、カナダの留学生事情や生活環境などについて教えてもらう。
単なる観光とは違い、地元で生活している人から話を聞けるのはその国の意外な一面を知るチャンスだ。
イギリス系カナダ人とフランス系カナダ人の気質の違いや氷点下20度以下になる冬の生活の苦労など、興味深い話が多く、同じ留学生活でも環境によってずいぶん違うんだなぁ。
夕食は大沢さん推薦のコリアンタウンの定食屋で豚キムチチャーハン。
これが旨いのなんのって。
やっぱりコメはいいなぁ。
地下鉄とバスを乗り継いでトロント北のNorth Yorkにある大沢さんの部屋へ。
一軒家の地下室を丸ごと借りているという部屋は思ったより(?)広く快適だ。
大きなソファーをお借りしてゆっくり休ませてもらったのだった。
<今日の支出>(C$1=80円)
サーモンランチ C$8.95
インターネットカフェ 60分 C$5.00
スターバックスのカフェラテ C$3.00
豚キムチチャーハン C$5.00
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