昨夜、仮眠をとろうとベッドに横になったのが午後6時。
目が覚めたら今朝の4時になっていた(笑)。
相部屋の人たちを起こさないようにそ〜っと起き出してシャワーを浴び、誰もいない早朝のキッチンでPowerBookを広げて日記書き。
午前6時、ユースホステルの隣の食堂がオープンしたのを見計らってローストビーフ・サンドイッチ&コーヒーの朝食をとる。
昨日歩いた限りでは町にインターネットカフェは見あたらず、ユースホステルにあるインターネットキオスクはウェブブラウズにしか使えなかった。
ホステルの人に聞いたところ、図書館なら無料でインターネットができるというので行ってみることにした。
日記のファイルが入ったフロッピーディスクを見せ、「これを送りたいんですけど」と言うと、係の人があれこれ設定してアップできるようにしてくれた。
ということでやっと1日、2日分の更新完了。
引き続き町歩き。
夏場がかき入れ時のナイアガラはまだシーズンオフ。
観光客目当ての店も半分以上閉まっていてどことなく物悲しい。
もちろん観光客がいないわけではないのだけれど、町全体の受け入れキャパのせいぜい1割といったところだろうか。
ナイアガラはアメリカとカナダの国境に位置している。
ナイアガラ川にかかったその名もレインボーブッリジを渡れば歩いてアメリカに行くことができるのだ。
ということで、僕もアメリカ側に行ってみることにした。
まずはカナダ側のゲートへ。
まるで地下鉄の改札口のような機械に50¢コインを入れれば出国完了。
そのまま橋に出る。
橋の上は絶好の鑑賞ポイント。
仲良く並んだアメリカ滝とカナダ滝を一望することができる。
そして、橋の中央が国境線。
両国の国旗の間にはなぜか国連の旗が立っていた。
面白かったのは、ちょうどカナダ側で橋の上を掃除している人がいたこと。
その担当区域は見事に国連旗のところまでで、アメリカ側はくっきりと汚れたまま残されていた。
橋上にコイン双眼鏡が設置されているのがなぜかアメリカ側だけというのも興味深い。
アメリカ入国の手続きはパスポートを見せるだけ。
表に出るとそこはニューヨーク州だ。
国境付近にはショッピングモールやアウトレットが並んでいるが、こちらもまたほとんどの店が閉まっており、僕はその辺をぐるりと回ってすぐにカナダへ引き返すことにした。
帰りのカナダ入管での会話。
「カナダは初めてかい?」
『いいえ。昨日も入国しました』
まぬけな会話がなんだかおかしかった。
再び滝に向かって歩いていると、太陽が顔を出してきた。
2つの滝も一段と輝いて見える。
これはいいと、Journey Behind the Fallsというアトラクションへ。
エレベーターで地下に下り、カナダ滝の裏側が見えるというものだ。
シーズンオフだからだろうか、一部閉鎖されていて迫力不足は否めないが、それはそれで面白かった。
滝からさっき渡った橋の方を見ると、ちょうど虹がかかっていた。
これがホントのレインボーブリッジですなぁ(笑)。
<今日の支出>(C$1=80円)
朝食 C$3.95
切手2枚 C$2.25
出国税 C$0.50
昼食 C$6.25
Journey Behind the Falls入場料 C$4.50
絵はがき4枚 C$2.99
切手4枚 C$ 4.49
ミネラルウォーター C$1.95
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