午前9時起床。
ホテルの中華バイキングで朝食をとり、チェックアウトの時間まで部屋でネットサーフィン。
北京でも上海でも街でインターネットカフェを見かけなかっただけに、ホテルの電話が使えるのはありがたい。
正午、チェックアウト。
飛行機の出発までは時間があるのだが、なにかするには中途半端。
バス停までのんびり歩き、空港に向かうことにする。
ローカルバスは空港まで4元(約56円)。
隣の席に座ったきれいな女の子が笑顔でなにか話しかけてきたのだけれど、残念ながら中国語で、会話は3秒で終わってしまった(笑)。
そういえば上海に来てから中国語で話しかけられる回数がグッと増えた。
上海の人が北京の人に比べて社交的なのか、それとも僕が中国にとけ込んだのか。
さすが上海は歴史的に外国との交流が長いだけあって、北京より英語が通じる確率がずっと高く、観光や買い物にもあまり不自由しなかった。
1時間弱で上海虹橋国際空港に到着。
北京から到着したときは国内線ターミナルだったので気づかなかったが、国際線ターミナルのアナウンスは中国語、英語に加えて日本語まである。
本屋でも日本の新聞が売られていたので思わず衝動買い。
搭乗時刻までじっくり読むことにした。
中国東方航空535便は予定通り午後4時35分にテイクオフ。
午後6時50分に香港に到着した。
空港バスに乗り、8日ぶりのEric宅へ。
カナダ資本の生保会社に勤めているEricは月末ということでサービス残業中。
彼のお父さんとお母さんが出発前と変わらない優しさで僕を迎えてくれた。
Ericが帰宅したのは午後11時近くになってから。
香港のビジネスマンも大変みたいだ。
疲れて眠そうな顔をしているEricだったが、いったん話し始めると止まらず、つい1時近くまで話し込んでしまった。
そんな彼が今、読んでいるのがL.A.に帰ってしまったYukaちゃんの置きみやげ「五体不満足」。
そう、日本の小学生にも読めるようにとすべての漢字にふりがなが振ってあるこの本は、彼のような日本語学習者にも好都合なのだ。
「日本語読むのは遅いし疲れるけど、通勤フェリーの中で読んでるんだ」
僕も英語の本読むときは同じだから、よ〜く分かる。
それにしても彼の日本語学習に対する情熱はたいしたものだ。
留学というモチベーションがなくなってしまった今、僕は帰国後どのくらい英語に触れようとするだろうか。
数年もしたら英語力がすっかり錆びついていた、なんてことになると、ちょっと悲しいよなぁ。
<今日の支出>(1元=約14円)
ホテル代(4泊分) 2000元
電話代 79.42元
空港バス 4元
空港使用料 90元
日経新聞 50元
マルボロ(1カートン) 118元(免税)
夕食(ビッグマックセット) 19.60元
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