午前5時半起床。
ホテルをチェックアウトして地下鉄でZoo駅へ向かう。
朝早い列車のときに限ってホテルが駅から遠くて早起きしなければならないなんて(笑)。
ニューヨークでお世話になったドリアン助川さんが小説に書いた「ベルリン発プラハ」行きの列車に僕も乗ることになる。
車窓から見える景色はすでに初夏。
深い緑、明るい緑、新しい緑。
線路に沿って流れる川の水面に反射する陽光がまぶしい。
しかも、同じコンパートメントになったハンガリー人の母娘と言葉がまったく通じないのに盛り上がってしまい、あっという間の5時間だった。
プラハ駅にはチェコ滞在中の宿を提供して下さるNaokoさんと愛娘Nozomiちゃんが迎えに来てくれていた。
この日記を読んで下さっている方の家に泊めていただくのはカナダに続いて2回目。
こんな旅をしていると人の親切が本当に心にしみる。
「せっかくだからチェコ料理を食べにいきませんか?」
お姉ちゃんのEriちゃんも加わって近所のレストランへ。
チェコ語メニューは僕にはまったくチンプンカンプン。
チェコ料理の定番ということでオーダーしてもらったのがこれ!
蒸しパンのようなクネドリーキもキャベツの酢漬けもおいしい!
これならいくらでもいけるなぁ。
というわけで、クレープのようなデザートも。
いやぁ、チェコ初日からすっかりハッピーだ。
満腹になったところで僕はさっそく街歩きに。
国立博物館前で地下鉄を降りて旧市街広場へ。
まずびっくりしたのが観光客の多さ。
こんなに多いのはパリ以来かもしれない。
日本人の団体客もチラホラ見かけられる。
それもこの街の美しさを見れば納得だ。
整然として、華やかで、しかも気品がある。
さすがはボヘミア王国の首都として栄華を誇った街だ。
続いてプラハ最古の石橋・カレル橋へ。
ここも観光客と物売り、大道芸人でいっぱいだ。
旧市街広場もカレル橋もプラハを代表する観光ポイント。
だが、僕がプラハで一番気に入ったのは旧市街の裏道だ。
プラハの旧市街はまるで迷路のように入り組んでいて、地図を片手に歩いていてもときどき自分がどこにいるか分からなくなる。
突然、行き止まりになっていたり、いつの間にかまた同じところに戻ってきたり。
そんなところをグルグル回っているのが楽しくてしょうがない。
夕食に間に合うように帰宅。
アイスホッケー留学のYutoくんに写真を見せてもらったり、すっかり仲良くしてもらってみんなで記念撮影。
明日もよろしくね!
<今日の支出>(1DM<マルク>=約55円)(1K<コルナ>=約3円)
パン 2.30DM
地下鉄チケット(6回分) 72K
昼食(チェコ料理&ビール) 268K
有料トイレ 7K
コーラ 27K
絵はがき3枚 15K
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