午前8時半起床。
今回のホテルには朝食がついていないので昨日買ってきたパンをジュースで流し込み、さっそく街歩きに出かける。
起点はコペンハーゲンの中央駅。
駅前のメインストリートから市庁舎を抜け、北欧最大の歩行者天国だというストロイエへ。
“北欧最大”という割にはそれほど人でにぎわっている様子はない。
ちょっと早く来すぎたかな。
有名なロイヤルコペンハーゲンの直営店は意外に地味な外観だった。
それでも、馬車を見かけたりするなど雰囲気はある。
そういえばここまでのヨーロッパの都市では見かけなかったのにコペンハーゲン市内では自転車に乗った人をよく見かける。
それだけ環境に優しいのか、あるいは車を使うほど大きな街じゃないのか。
車といえば、助手席側のフロントガラスに必ずこんなものがついている。
時計のようなメーターのような…。
いったい、なんのためのものなんだろう?
ストロイエを抜けるとニューハウンの運河。
オープンテラスでは、いかにも“海の男”という感じのいかついお兄さんたちと老夫婦がお茶していた。
さらに歩くとアメリエンボー宮殿。
めちゃくちゃ広い宮殿前広場に人の姿はほとんど見あたらず、衛兵が静かに番をしているだけ。
カメラを向けたら衛兵さんはニコッとしてくれた。
平和ですなぁ。
その先に星形のお堀に囲まれた公園があった。
元々は港の防衛のために作られた砦らしいが、ここが実にいい。
コペンハーゲンで一番のお気に入りかもしれない。
土手のように小高い芝生に座ってボ〜ッとしているのが最高の気分だ。
少し離れたところでは地元の高校生らしい女の子が1人、寝そべって本を読んでいる。
あれっ、学校はサボっちゃったのかな?(笑)
公園の北端には人魚の像。
そう、コペンハーゲンといえば、あのアンデルセンの地元なのだ。
マッチ売りの少女の舞台はさっきの歩行者天国ストロイエだったかなと考えると、同じ通りが違って見える。
その後は地図も見ないで街歩き。
今日のコペンハーゲンは気温が20度を超え、春らしいさわやかな天気。
絶好の散歩日和だ。
北欧はもっと寒いと覚悟してきたのに、こんなんだったらパリの方がずっと寒かった。
夕方、駅で明日のオスロ行き夜行列車を予約。
今回は6人1部屋のクシェットという寝台車にしてみた。
また快適だといいなぁ。
ツーリストインフォメーションで教えてもらったNetPointというインターネットカフェに行ったところ、ここがノートパソコンをLAN接続させてくれる素晴らしい環境だった。
6日分の日記をまとめてアップロードし、メールも一気にダウンロード。
今夜書けるメールを書いて明日出発前に送信しに来よう。
<今日の支出>(1DKK<クローネ>=約15円)
絵はがき5枚 10DDK
寝台車予約料 108DDK
インターネットカフェ(50分) 50DKK
マクドナルドのビッグマックセット 44.75DKK
パン&ジュース 31.98DKK
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