午前9時起床。
僕が目を覚ましたら、助川さんはもうとっくに起きて朝のジョギングに行っていた。
う〜ん、ニューヨーカーだなぁ。
慌ててシャワーを浴び、パンとソーセージとフルーツの朝食。
助川さんが原稿を書いている間に僕はPowerBookの設定を始めるが、まっさらな状態からのセットアップはけっこうやっかいだ。
昼過ぎ、用事で出かけるという助川さんくっついて僕も出かけることにした。
1年半ぶりのニューヨークは相変わらず歩いている人が多く、L.A.とはまったく雰囲気が違う。
マジソンスクエアガーデン周辺を歩いて、コリアタウンのレストランで昼食。
(石焼きビビンバに舌鼓を打つ助川さん)
さらに街を歩いてSOHOへ。
週末ということもあってか道ばたには絵を売る人たちが並び、
国籍不明のマーケットも開かれている。
ニューヨークはこうした街歩きが一番楽しい。
「夜、作曲家の小田裕一郎さんと会うんだけど、鈴木くんも来る?」
小田裕一郎といえばあの名曲「青い珊瑚礁」や「アメリカンフィーリング」でも有名な大御所作曲者じゃないか。
現在、活動の拠点をニューヨークに移している小田さんが新しく作ったスタジオを訪ねた縁で助川さんと知り会ったのだという。
ニューヨーク音楽つながり恐るべし。
ミーハーな僕はまたもやヒョイヒョイついていき、中華ディナー、カウンターバーと2軒もご一緒させていただいた。
「最近、DSL引いたんだよねぇ」という小田さんに、僕は「アーティストはNapster的な技術をもっと利用するべきですよ」なんて、ついつい力説してしまった。
ちょっと調子に乗り過ぎだったかも(笑)。
後半は世界中の旅行経験があるというスタジオのデザイナーKogaさんからタイやベトナム、ラオスの話を聞く。
旅行中にマシンガンを突き付けられたり誘拐されかかったりというKogaさんの話はめちゃくちゃ面白く、聞き入ってしまった。
「気をつけていれば大丈夫だけど、ノートパソコンはやたらに開かない方がいいね」
つい数日前に盗難にあったばかりの僕には身にしみる忠告だ。
気がついたら深夜の1時。
まだ地下鉄は動いていたが、僕と助川さんは夜のニューヨークを歩いてアパートまで戻ったのだった。
<今日の支出>($1=約120円)
昼食(スンドゥブ) $10.00
SOHOのカフェ $1.50
夕食(中華) $20.00
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