インターネット上に公開されているライブカメラってけっこう好きなんですよねぇ。
たとえばこういうリンク集なんかで世界中のライブ映像を見てると「おお、世界は今も動いてるぞ」なんて実感できたりして。
テレビでいえばいわゆる「お天気カメラ」みたいな映像なんだけど、いつでも好きなときに好きな場所の映像を選べるのがインターネットならではのオンデマンド。
もしこのカメラが定位置固定じゃなく、自分の見たい場所に動いてくれて、さらにカメラマン兼レポーターがいて、こっちのリクエストに応えた映像を見せてくれたらもっと楽しいんじゃないかな、というのがこの企画。
実は、この企画を思いついたのはワールドカップサッカーで日本が盛り上がっていた頃。
お祭り好きの僕は街が盛り上がっているのに出くわせばすぐ写真を撮っちゃったりするのだけれど、ある日は原稿書きでどうしても部屋から出られず、ネットで渋谷ハチ公前だの六本木交差点だのライブカメラを探しまくったのでした。
で、この企画では家庭用DVカムと映像アップ用のノートパソコン(FOMAでも十分かも)を持ったカメラマン兼レポーターがスタンバイ。
その日、その時間にどこの映像が見たいかをウェブ上のユーザー投票で決定し、現場からのライブレポートを公開するというもの。
生中継をユーザーの命令で動かすということで、その名も「走れ!生中継!!」。
レポートはもちろん生なので、ユーザーとの掲示板(orチャット)での掛け合いもあり。
「そこ、もうちょっとアップにして!」とか「もうそこは飽きた。次は●●に移動して!」なんていうユーザーからのリクエストにも応えられる。
カメラマンを2人以上稼働してどちらがより面白いレポートをしたかをユーザー投票で競わせたりして。
双方向にコミュニケーションできるのがインターネットのいいところ。
ブロードバンドってこんな風に使うのが面白いと思うんですけど、いかがでしょう?
ご意見、ご感想はメールか「イン的エン屋掲示板」へどうぞ。
|