午前9時起床。
メールをチェックしてホテルをチェックアウト。
バスに乗って空港へ。
北京〜上海は国内線だというのをすっかり忘れていて出発の2時間も前に到着してしまった。
中国東方航空5102便は定刻より10分遅れて北京を離陸。
約2時間のフライトで上海虹橋国際空港に到着した。
上海には空港が2つあるのだが、古くからある虹橋空港は中国系の航空会社、新しい浦東空港は外国系航空会社と分かれているらしい。
そのせいか僕の到着した虹橋空港はどことなく落ち着いてのんびりした雰囲気をただよわせている。
空港から5分ほど歩いたバス停からローカルバスに乗って市内の人民広場へ。
上海では最大の繁華街・南京路のあたりに宿をとろうと考えていた。
ここからならたいていの見どころへ歩いて行けるからだ。
上海のホテルは北京より相場が高いのだけれど、なんとか300〜400元あたりで決めたいところ。
だが、ガイドブックで目をつけていたホテルが2軒続けて満室で、3軒目の揚子飯店も360元と450元の部屋は満室。
残っているのは880元のエグゼクティブルームだけだという。
いくらなんでも880元は出せないなぁ、とあきらめて出ていこうとしたら受付のお姉さんが言った。
「特別に500元にディスカウントしてあげるわ」
お〜っと、いきなりの43%OFF!
税金とサービス料込みということは、およそ半額だ。
しかも、朝食付き。
なんだかすごくトクした気になって、ついその場で決めてしまった。
日本が近づいてきて財布のヒモがゆるんでるかなぁ(笑)。
で、その部屋は…
なんと、小さいながらも別室がついている。
う〜ん、贅沢ぅ〜。
もちろん電話もついているからインターネットも完璧だ。
で、荷物を置いて、さっそく街へ出る。
裏通りには昔ながらの街並みが残っているものの、遠くには超高層ビルが見える。
そして、ホテルから歩いて5分で上海随一の繁華街、南京路。
ここは新宿かと見間違うばかりの人混みだ。
日曜日ということもあってか、歩行者天国は真っ直ぐ歩けないほどにぎわっている。
さすが中国の中でもいち早く市場主義が導入された街だ。
ブラブラ歩いていたらこんな店を発見。
「生殖健康」。
要するにアダルトショップだ。
店内には大人のおもちゃがずらりと並べられている。
こんな店、社会主義時代からあったのかなぁ。
一方、社会主義的スタイルを残している店もある。
ここはいわゆるスーパーマーケットなのだが、商品はガラスケースや後ろの棚に並べられていて、買うときに店員に頼んで出してもらわなければならない。
店員の態度が横柄なのもいかにもといった感じだ。
南京路をずっと東に歩き、バンドエリアの黄浦公園に到着。
黄浦江の向こうには浦東の近代的な高層ビル群。
こんな景色を見ていると自分が今、中国にいるというのが信じられなくなる。
ホテルへの帰り道、すっかり暗くなった南京路にはネオンがきらめき、にぎわいはさらに増していた。
<今日の支出>(1元=約14円)
電話代 125元
空港バス代 16元
朝食兼昼食(ポークのニンニク甘辛炒め) 42元
おみやげ 98元
空港使用料 50元
ローカルバス 4元
コーラ 3.50元
夕食(ラーメン&餃子) 27元
スナック&ウーロン茶 22.50元
キャメル2箱 12元(なぜかマルボロの半額)
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