午前9時起床。
今日1日バンコクを案内してくれるタガミさんとの待ち合わせ場所であるBTSの駅へ。
通称スカイトレインと呼ばれる高架鉄道はバンコク名物の慢性渋滞を避けられる便利な移動手段だ。
タガミさんがまず連れていってくれたのは、週末だけオープンするチャトゥチャック市場。
衣料、雑貨、食料品から1枚69バーツ(約186円)のビデオCDショップまであらゆる店が1万店以上並ぶにぎやかなマーケットで、何を買うわけでもなくブラブラ眺めているだけで十分楽しい。
なんでも衣料や雑貨は日本のバイヤーがチェックしに来るほど品質と値段が魅力的なのだそうだ。
再びBTSに乗ってサヤーム・センターというショッピングセンターへ。
屋台の雰囲気を感じさせるフードコートでランチタイムだ。
オーダーしたのはタイラーメンとダック。
ナンプラーをたっぷり入れてタイの味を堪能する。
満腹になった後はマーブンクロン・センター、ワールドトレードセンターと大きなショッピングモールをハシゴする。
ここで僕がチェックしたかったのは日本発のエンタテイメントがどのくらい注目されているか、ということ。
「Japanコーナー」が設置されたレコードショップにはヒット曲のオムニバスCDが何枚も並び、店頭にはおなじみのミュージシャンのポスターが掲示されている。
アニメビデオやゲームソフトも日本のヒット作の翻訳バージョンが定着しているようだ。
L.A.のチャイナタウンやコリアタウンでもそうだったが、日本のエンタテイメントはアジアにしっかり受け入れられている。
店頭に流れるタイの音楽クリップを見ていてもごく自然に感じるのは、アジアにどこか共通した感動のツボがあからなんじゃないかと思う。
一方、アメリカからしっかり受け入れられていたのがこちら(笑)。
僕にとってはレバノンのベイルート以来となるスターバックスだ。
コーヒーフラペチーノは蒸し暑いバンコクで飲んでもやっぱりおいしかった。
この後、タガミさんの住むアパートへ。
電話回線をお借りして昨日の日記をアップし、日本語の本を数冊お借りする。
それにしても畳の部屋があるのがすごい。
バンコク1日観光はまだまだ続く。
僕にとってバンコクに来て絶対はずせないのがタイ古式マッサージ。
どこか腕のいいところを紹介して下さいという僕のリクエストに応えてタガミさんが連れてきてくれたのが、その名も「有馬温泉」というマッサージ屋さん。
観光客にも人気の有名店らしいが、はっきりいって感動した。
肩こり・腰痛持ちの僕は日本でも頻繁にマッサージを受けていたのだけれど、今までに経験したどのマッサージより気持ちよかったのだ。
まるで指先にツボ感知器とコリ具合&押す圧力計算装置がついているかのように、2時間に1つの無駄押しもないくらいの名人技。
れでいて値段は日本の相場のたった1割強。
これなら毎日でも受けに来たい。
夕食は、これまた超有名なシーフードレストラン、ソンブーンへ。
名物であるカニのカレーソース炒めに、
カニの素焼き。
トムヤンクン。
川魚の香草煮込み。
どれも涙がチョチョ切れるほどおいしかった。
有馬温泉といい、ソンブーンといい、どちらも観光ツアーに組み込まれるほどの定番店。
有名になって観光客が黙っていても集まるようになるとサービスが低下するというのがありがちなパターンだが、今回の両店についてはまったくそれを感じなかったのが不思議だ。
ヨルダンで買った安腕時計が壊れて困っていたら、「屋台で売っているやつでよければ僕が交渉しましょう」とタガミさん。
言い値750バーツの時計をあっという間に200バーツまで値引きさせてしまった。
「ホントはもう一声いけるところなんですけど…」
さすが、こういうのは相場を知っている人が強い。
せっかくのお休みを丸1日僕につきあって、しかもたっぷりごちそうして下さったタガミさんに感謝。
おかげでバンコクを思いっきり堪能することができたのだった。
<今日の支出>(1B<バーツ>=約2.7円)
宿代 420B
BTSの10回券 250B
スタバのトールフラペチーノ 75B
オレンジジュース 40B
タイ古式マッサージ(2時間・チップ込み) 330+200B
屋台で買った腕時計 200B
タクシー代 50+100B
スポーツドリンク&ミネラルウォーター 45B
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