4月1日にL.A.を出発してから2ヶ月。
毎日撮っているデジカメの写真がカナダでノートパソコンを盗まれて以降1200枚、550MB近くになっていた。
お世話になっているKluengerさんは元IBMのエンジニアで現在もウィーン大学のシステムを管理しているというだけあって家の中でも3台のパソコンがネットワーク化された快適な環境が揃っている。
今後、僕のPowerBookに万一のことがあっても被害を最小限にとどめるため、ご夫妻の協力を得て写真ファイルのバックアップを取らせていただいた。
僕は毎日こんな部屋で日記を書かせていただいています。
で、今日はご夫妻にお誘いいただいて車でお出かけ。
ウィーンの森を抜け、
レオポルツベルクという高台の教会へ。
ウィーンの街とドナウ川が一望に見下ろせるビューポイントだ。
続いてドナウ川沿いのレストランへ。
目の前にはドナウ川が流れ、貨物船が頻繁に行き来している。
残念ながら青くも美しくもないけれど(笑)。
「オーストリアの家庭料理を」というリクエストでオーダーして下さったのがこれ。
鯉のフライ。
ガーリックバターとレモン汁がマッチしてなかなかいける。
鯉は思っていた以上に油っぽい白身でパンかライスが欲しいところだけれど、それがないのがオーストリア風なのだそうだ。
どうもごちそうさまでした。
食後、ドナウに沿った森の遊歩道を歩く。
久しぶりに自然に触れてさわやかな気分だ。
夜は息子のMariusさんと一緒にフォルクスオペラへオペレッタ「メリーウィドウ」を見に行く。
3日前に国立オペラ座に見に行ったオペラが上流階級向けの芸術だとすれば、こちらは庶民向けのエンタテイメント。
イタリア語でなくドイツ語、悲劇よりコメディー、分かりやすいセリフ、と一般庶民が楽しめる作りになっている。
Minakoさんいわく「吉本新喜劇を演歌で構成した感じかしらね」。
笑いのポイントは割と定番っぽく、ドイツ語のセリフが分からない僕でも笑えるところが不思議だ。
というわけで、今日もすっかりウィーンを堪能させていただいたのだった。
<今日の支出>(1S<シリング>=約8円)
あれっ、今日は1シリングも使ってないや。
すっかりお世話になってしまったKluenger家のみなさんに多謝!
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