UA956便は予定通りJFKニューヨーク国際空港を離陸した。
僕は機内で慌ててロンドンのガイドブックに目を通す。
なにしろ予約してあるユースホステルが市内のどこにあるのかさえ定かではないのだ(笑)。
ザッとロンドンの概要を理解した頃、睡魔が襲ってきて熟睡。
目を覚ましたのは着陸直前で、僕は機内食を1回逃してしまっていた。
午前7時、ロンドン・ヒースロー空港に到着。
ニューヨークとの時差は5時間だから僕の体内時計はまだ深夜の2時。
そりゃ眠いはずだ。
入国審査はまったく問題なし。
到着ロビーに出てみると、なんと小さいながらも喫煙所があるではないか。
さすが紳士淑女の国だぜ、と、へんなところで感心する。
両替所で米ドルのトラベラーズチェック$200分を両替すると£126.69になった。
£1は約200円か。
金銭感覚はもうグチャグチャだ。
空港に併設されている地下鉄の駅で切符を買い、市内へ向かう。
約1時間でユースホステルに到着した。
とりあえずチェックインしたあと荷物を預け、市内散策に出かける。
もちろん、トロントの反省を生かして貴重品はすべて身につけている。
歩いて3分のところにあるのがセントポール大寺院。
あのチャールズ皇太子と故ダイアナ妃の結婚式が行われた場所だ。
かすかに覚えているテレビ中継のイメージと比べるとずいぶん大きい。
500段以上ある階段を上って屋上の回廊へ。
ロンドンが360度見渡せる絶景だ。
気がついたら足がフラフラになっていた(笑)。
どこかで休もうとカフェを探したのだが、周辺はシティと呼ばれるビジネス街で週末はほとんどの店が閉まっている。
やっと見つけたバーガーキングで休憩兼昼食。
ところがダブルベーコンチーズバーガーのセットがなんと£3.69(約740円)もするではないか!
しかもパンがパサパサでまずい。
ロンドンの食事は先が思いやられそうだ。
降り出した霧雨の中、歩いてタワーブリッジへ。
テムズ河は濁っていたけれど、ロンドンの街は建物に情緒があって美しい。
そこら中がシャッターチャンスという感じだ。
時差ボケに加え寝不足で頭がボ〜ッとしていたが、ここで無理しないと明日からがつらい。
ネス湖へ行く鉄道の時刻を確認しようとKing's Cross駅へ。
窓口で時刻表をもらって見てみたのだが、ネス湖への拠点となるInverness行きの列車は出ていない。
どうなってるんだと窓口で確認すると、King's Cross発Inverness行きの列車は1日1本。
念のために予約した方がいいと勧められるままその場で往復の切符を購入。
けっこう高いが、ネッシーを見るためだ、しょうがない(笑)。
<今日の支出>(£1=約200円)
地下鉄 £3.60
ユースホステル宿泊費(2泊・朝食付き) £47.00
セントポール大寺院入場料 £4.00(学割)
スターバックスのトールラテ £1.75
地下鉄ウィークエンドパス £6.00
絵はがき10枚 £2.00
Big Macセット £2.99
King's Cross発Inverness行きの往復切符 £92.00
有料トイレ £0.20
インターネット・キオスク(10分) £1.00
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