「ヨーロッパを旅するときに国際学生証を持っているとトクすることが多い」と、どのガイドブックを読んでも書いてある。
去年の夏に中南米を縦断したときには「メキシコシティの旅行会社なら日本語が読めないから日本の運転免許を持っていくだけで簡単に作れる」とか「冗談で“Bakada University”の国際学生証を作ってしまう日本人がいっぱいいる」なんていう話を聞いたのだが、僕はなんとなく作る機会を逃してしまっていた。
さすがにここL.A.じゃ日本の免許証じゃ作ってくれないだろうし、半分あきらめていたら、「意外に簡単に作れるよ」という噂話を入手。
実際にこちらの大学を卒業した後、有効期限の切れた学生証で国際学生証を作り、卒業旅行に行く大学生もかなりいるのだという。
というより、日本と違ってそもそも学生証に有効期限の書かれていない大学がけっこうあるのだ。
古い学生証なら僕も持っている。
行ってみてダメならあきらめてもいいやとダメ元で某旅行会社を訪ねてみた。
「あのぉ、国際学生証って作れますか?」と声をかけると係のお兄さんは「Yes, sure!」。
渡された用紙に住所と名前などを記入し手数料の$22を払えばあっという間にできあがりだ。
一応、古い学生証を提示はしたものの、お兄さんはほとんど見ていない。
こんなに簡単でいいのだろうか。
「Have a nice trip!」というお兄さんの言葉にちょっとだけ後ろめたさを感じてしまった。
日本に帰ってまた自分で稼ぐようになったら旅行業界にたくさん貢献するから今回は見逃してね、という気持ちだ。
よい子の皆さんはきちんと在学中に作っておきましょうね。
アパートに帰ってきてたまってしまっているメール書き。
おかげさまで帰国セールのお問い合わせもたくさんいただき、身辺整理のメドもかなりついてきたのだけれど、最後まで売るかどうか迷ったのが我が愛機Macだ。
日本から持ってきた旧愛機から買い換えて以来、この「Los Angeles留学日記」をずっと書き続けてきたPower Macintosh G3。
ハードディスクとメモリも増設し、テレビを見ない日はあってもこのMacを起動しなかった日はなかった、僕のライフラインであり相棒だ。
ずっと悩んでいたのだけれど、日本への輸送費が船便でも思ったよりも高いことが判明。
旅行資金にも不安があるので涙をのんで売ることにした。
どうせなら一緒に使って欲しい液晶モニタとCD-RWもセットで大切に使ってくださる方に。
仕様などをこちらにまとめておきますので、興味のある方、ぜひご連絡下さい。
ここまで書いて売れなかったらどうしよう。
やっぱ持って帰るのかなぁ(笑)。
これ、日記才人(にっきさいと)の登録ボタンです。いつもその1票に励まされてます。 |