帰国セールのページを作ってからたった3日でテレビとビデオとFAXと炊飯器と本50冊が売れてしまった。
いやぁ、インターネットってすごいなぁ。
オークションにハマる人の気持ちがちょっと分かるような気がする(笑)。
使わなくなった物から少しずつアイテムを追加していきますので、引き続きよろしくお願いします。
「eダーウィニズム」(エヴァン I. シュワルツ著/藤本直訳/七賢出版)読了。
著者はWIREDやNew York Timesにも寄稿するジャーナリスト。
インターネット・ビジネスをダーウィンの進化論になぞらえ、その誕生と増殖、環境への適応と自然淘汰というメタファーの中で様々なビジネスモデルの戦略を解説している。
Amazon.comのアフィリエイトプログラム、Pricelineの逆オークション、The Wall Street Journalの有料コンテンツといった超有名ビジネスからクリック&モルタルの実例まで内容は幅広く、「インターネットを使うとどんなビジネスができるのさ?」という旧世代ビジネスマンの疑問にはしっかり答えてくれる。
しかし、いかんせん情報が古い。
UCLA Extensionの授業でいえば1年以上前に取り上げられている内容だ。
ま、原著がアメリカで発売されたのが1999年(日本での発売は2000年12月)だからしかたないのだけれど。
で、最新情報といえばNapster。
全米レコード協会(RIAA)がNapsterを訴えていた裁判で米連邦高裁が著作権付き楽曲の交換中止を命じる判決を下したのだ。
面白かったのはCNNのHeadline Newsがこのニュースを伝えると同時に「Napster Alternative(Napsterの代用サービス)」としてNapigator、Music City、espra.net、EMusicの4つをわざわざ紹介していたこと。
EMusicは有料の定額制だが、残りの3つはどうも無料の音楽ファイル交換システムらしい。
CNNといえばグループ内にレコード会社を抱えているはずなのに、あえてビジネス上不利になる情報を提供するとは。
やるな、CNN。
レコード業界の主張はよく理解できる。
だが、音楽のデジタル化とインターネットの普及は生存のための環境を変えてしまったのだ。
新しい環境に適応して進化しないと淘汰されちゃうぞ。
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