CBSでオンエアされている「Survivor」と「Big Brother」を見た。
「Survivor」は無人島、「Big Brother」は数十台のカメラが取り付けられたプライバシー皆無の家に男女10〜16人を隔離し、そこで繰り広げられる複雑な人間模様をリアルタイムで見せていくドキュメント・バラエティー。
どちらも参加当事者の相互投票(「Big Brother」はそれに加えてインターネットによる視聴者の投票)によって脱落者が決定され、最終的に勝ち残った者が50〜100万ドルの賞金を手にできるという。
話題になっているのは少し前から知っていたが、じっくり見たのは今日が初めてだ。
素人を過酷な状況においてその感情の起伏をエンタテイメントとして見せるという手法は古くは「ザ・ガマン」、最近では「進ぬ!電波少年」に共通するものがある。
バラエティーといえばシンプルなクイズ番組くらいしかないアメリカのテレビにしては珍しく力の入った企画だと思う。
今日のオンエアでは偶然にも両番組とも脱落者を決める投票が行われていたのだが、その微妙な違いが面白かった。
食料もなく文字通り生き残り戦となっている「Survivor」では性格の悪い女性が「追放される」のに対し、ひとつ屋根の下で不思議な連帯感の生まれている「Big Brother」では「○○は会えない子供のことを24時間考えているのがかわいそう」というのが投票の理由になったりするのだ。
驚くのは「Big Brother」がほぼ毎日ゴールデンタイムにオンエアされていること。
さらにAOLが全面協力していてライヴの映像をインターネットで24時間見られるのだ。
こういう形のテレビとインターネットの連動は今後増えていくんだろうなぁ。
そういえば「人はインターネットのみで生きていけるのか!?」のドットコムガイはまだ頑張っているのだろうか?
ちょっとウェブサイトをチェックしてみよう。
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